【獣医師監修】犬が食べてはいけないものランキングTOP15|誤食時の対応も解説

「犬が食べたら危険なものってどんなもの?」 「玉ねぎがNGなのは知っているけど他?」 ――愛犬を飼っているとやはり疑問は必ず出てきます。
犬が食べてはいけないものは、命に関わるレベルから慢性的な健康被害につながるものまで幅広くあります。
この記事では犬が絶対に食べてはいけないものを危険度の高い順にランキング形式で紹介し、誤食時対応まで詳しく解説します。
監修|獣医師 奥田 賢仁
最終監修日:2026年4月10日
結論:危険度TOP15はこれ
犬が食べてはいけないことはない、特に発生頻度が高い危険度の高いものを15位までランキングしました。
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順位 |
食材 |
主な危険性 |
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1位 |
玉ねぎ・長ねぎ・ニラ・にんにく |
溶血性貧血(命に関わる) |
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2位 |
ぶどう・レーズン |
急性腎不全 |
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3位 |
キシリトール |
順調な低血圧、肝臓障害 |
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4位 |
チョコレート・ココア |
テオプロミン中毒 |
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5位 |
アボカド |
ペルシン中毒 |
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6位 |
アルコール |
中枢神経抑制、呼吸困難 |
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7位 |
マカダミアナッツ |
中毒症状(運動障害など) |
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8位 |
生の豚肉・鶏肉 |
サルモネラ・寄生虫感染症 |
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9位 |
鶏の骨(加熱後) |
破片が刺さる、腸閉塞 |
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10位 |
カフェイン(コーヒー・お茶) |
心拍異常、けいれん |
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11位 |
生卵の白身 |
ビオチン欠乏 |
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12位 |
塩分の多い食品 |
塩中毒、腎臓負担 |
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13位 |
脂肪の多い食品 |
膵炎のリスク |
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14位 |
イカ・タコ・エビ(生) |
ビタミンB1欠乏 |
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15位 |
硬すぎる骨・ガム |
歯の破損 |
これまでに見たケースでも「インスタントラーメンの残り汁を飲んで貧血になった」「バレンタインデーのチョコレートを食べて緊急参加した」「家族のレーズンパンを盗み食いして腎不全になった」など、身近な事故を多く経験しています。
1位:玉ねぎ・長ねぎ・ニラ(ネギ類)
ネギ類に含まれる有機チオ硫酸化合物が、犬の赤血球を破壊して溶血性貧血を大切にします。命に関わる中毒のため、ネギ類は絶対に与えてはいけません。
怖いのは少量でも危険なことです。 「ハンバーグの肉汁」「ねぎ入りスープ」「玉ねぎを煮込んだカレー」など、加熱しても毒性がなく、汁にも溶け出します。
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症状 |
発症のタイミング |
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元気がない・ぐったり |
数時間〜数日後 |
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赤茶色の尿(血色素尿) |
1〜数日後 |
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嘔吐・下痢 |
比較的早い段階 |
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呼吸が早い・歯茎が白い |
血貧が進んだ段階 |
2位:ぶどう・レーズン
ぶどうとレーズンは犬に急性腎不全を考える可能性があります。
レーズンはぶどうを濃縮したものでより危険です。 レーズン入りパンやお菓子の誤食事故は意外と多く報告されています。 「家族のレーズンパンを少しかじっただけ」でも症状が出ることがあるため、家族全員でルールを共有してください。
3位:キシリトール
ガムや歯磨き粉、ダイエット食品に含まれる甘味料キシリトールは、犬にかなりの低血糖を考慮します。また肝臓障害を起こすこともあり、人間にとっては安全な成分でも犬には安全です。
近年「シュガーレス」表示の食品にキシリトールが含まれるケースが増えており、誤食事故も増加傾向にあります。鞄のなかのキシリトールガムを犬が食べてしまうケースが代表例です。
4位:チョコレート・ココア
チョコレートに含まれるテオブロミンとカフェインが犬には安全です。 犬は人間とは違ってこれらの成分を分解する能力が低いため、中毒症状を起こします。 カカオ含有率が高いほど危険で、ダークチョコレートやカカオパウダーは少量でも重症化することがあります。
クリスマスやバレンタインなどチョコレートの多い時期は、特に犬の手の届く場所に置かないようご注意ください。
5位〜10位の危険食材
5位以下も命に関わる危険性があるため、絶対に与えないでください。
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食材 |
症状・対応 |
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アボカド |
ペルシン中毒で嘔吐・下痢。果肉も種も不快 |
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アルコール |
少量でも中枢神経抑制。 料理酒も含む |
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マカダミアナッツ |
後ろ足の脱力、震え、熱 |
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生の豚肉・鶏肉 |
サルモネラ感染、寄生虫のリスク |
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鶏の骨(加熱後) |
縦に裂いて鋭利になり消化管を突破する |
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カフェイン |
コーヒー・紅茶・エナジードリンクすべて危険 |
11位〜15位:注意すべき食材
命に関わるレベルではないもの、長期的な健康被害につながる可能性のある食材です。
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食材 |
リスク |
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生卵の白身 |
ビオチン分解酵素により皮膚炎・脱毛 |
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塩分の多い食品 |
塩中毒、慢性的な腎臓負担 |
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脂肪の多い食品 |
膵炎リスク、肥満 |
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イカ・タコ・エビ(生) |
ビタミンB1欠乏で神経症状 |
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硬すぎる骨・ガム |
歯が割れる、歯髄炎 |
誤食したときの対応フロー
万が一誤って食べてしまった場合の対応を整理しました。落ち着いて以下の手順で動いてください。
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ステップ |
内容 |
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1. 何を食べたか確認 |
残りの量、パッケージを確認 |
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2.食べた量を推定する |
可能な限り正確な量を認識 |
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3. 症状の観察を観察 |
嘔吐・下痢・怖い・元気の瞬間 |
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4. 動物病院への連絡 |
夜間でも電話で相談、判断を仰ぐ |
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5. 必要なら受講 |
マッチしたら参加を選んでください |
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6. 経過観察 |
数日間は注意して観察 |
自宅で吐く処置(触媒吐く処置)は、専門知識なしに行うと危険です。 間違っても吐く目的で塩水やオキシドールを飲めるのは絶対にやめてください。
誤食を防ぐための環境作り
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対策 |
ポイント |
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食材の保管場所を高くする |
犬が目立たない高さに収納 |
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ゴミ箱はフタ付きに |
生ゴミからの誤食を防ぐ |
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バッグ・カバンを床に置かない |
中身の薬やガムへのアクセス防止 |
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来客時は犬を別室に |
客が知らずにわざを防ぐ |
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知恵にも教育 |
あげていいもの・ダメなものを共有 |
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散歩中の拾い食い対策 |
コマンド訓練と口輪の活用 |
誤食事故は飼い主さんの不注意というより、ちょっとした油断で起きます。 日常生活の中にリスクが潜んでいることを意識し、環境面での対策を徹底することが愛犬の命を守ります。
まとめ:知識を持つことが愛犬を守る
犬が食べてはいけないものは多岐にわたり、中には少量でも命に関わるものがあります。 ランキング上位の玉ねぎ類・どうぶ・キシリトール・チョコレートは特に注意が必要です。
誤食を完全に防ぐのは難しいかもしれませんが、家族全員でNGリストを共有し、保管環境を整えることでリスクは大きく下げられます。万が一誤食してしまった場合は、迷わず動物病院に連絡してください。
■この記事の監修者
株式会社SOLVETs 代表取締役
獣医師 奥田 賢仁
※本記事は一般的な情報提供を目的として作成されたものです。誤食や個別の症状に関するご相談は、必ずかかりつけの動物病院または夜間救急動物病院にご相談ください。






